子連れ 国際線ビジネスクラス利用 迷われてる方に
子連れで国際線ビジネスクラス利用の賛否両論、いろいろありますよね。
ビジネスクラスという名前も、少なからず影響を与えている気がします。
よく、「ビジネスクラスはビジネスマンが利用するもの。これから仕事を控えているんだから、子供に騒がれて睡眠の邪魔をされたら困る」など意見がありますが、そういう意見って本当に自分本位な考えだなぁと思うのです。
ビジネスクラスって、ビジネスマンしか乗れないわけでもないですよね。ビジネスクラスが生まれた経緯は名前の通りだと思いますが、今の世の中、条件さえクリアできれば平等に誰でも座る権利があるのです。
にもかかわらず、子連れでビジネスクラスを利用する人に対して厳しい目が向けられるのは、なぜか。
それは、
泣いたり、ぐずったり、わめいたりする子供に対して、あやしもせず無関心な親がいるから。
私も正直、子供ができるまでは
ビジネスクラス利用時に近くに子供がいると、機内に乗り込んだ瞬間から、今日は運が悪かった~と心の中で思ったこともあります。
でも、どんなにぐずっていても、親がきちんと節度のある対応(一生懸命あやしたり、抱っこしたり)をされている姿を見たら、泣いてる子供に対して怒りがこみ上げることなんて一度もありませんでした。
機内は公共の場であり、個人の空間でない以上、ビジネス料金に「静かさ」も求めるのは到底無理だと思います。
子連れはエコノミーに!って主張もあるけど、ビジネス真後ろのエコノミー最前列のギャン泣き赤ちゃんと、ビジネス一番後ろのギャン泣き赤ちゃん。
なにが違うの?って思う。
ビジネスクラスのアノ空間を害されたくない気持ち、とてもわかりますが、公共の乗り物である以上、それは阻止できないのです。
そんなにイヤなら、プライベートジェットで飛び回ればいい話。
公共の場ではいろんな人が乗っています。
酔っぱらいながら大声でお話されているビジネスマンのがよっぽど迷惑だと思いませんか?
私も子供が1歳10ヶ月のときに、子連れビジネスクラスを経験しました。
結果、ビジネスクラスを利用して本当に良かったと思います。
幸い、子供はほぼ寝てくれたことも大きいですが、CAの皆さんの気遣いはとても心強かったです。
JALの成田ーグアムの短距離リゾート路線のため、あまり参考にならないかも知れませんが、ビジネスクラスの皆さんに冷たい目で見られることもありませんでした。
庶民からすると、料金も高く、特別感のあるビジネスクラス。
一方、ビジネスクラスをエコノミークラスのように普段使いする人もいます。
仕事でビジネスクラスを利用する人も。
様々な境遇の人が乗り合う中で、子連れだけがバッシングされることのない世の中になってほしいです。そのためには、子連れの私たちも節度を持つことも重要。子連れだから何でも許されるわけではないですからね。
これを読んだ子連れの皆さんが、後ろめたさなくビジネスクラスを利用できますように。